生活の豆知識

省エネ改善事例
省エネ改善事例01証明設備
[ 具体的事例 ]

契約電力54kWの事務所において、照明回路が大ブロック一括のスイッチとなっていたため、昼光利用による窓際消灯ができない設備でした。(110W×2灯×10基×2階)
このため、昼光が利用できるように回路を変更し、スイッチにより手動にして昼時間帯3時間は消灯、その他は2灯用にのうちの1灯を点灯、夕方の3時間は全部点灯するなど、自然採光の有効利用を行なった。

[ 改善の効果 ]

1ヶ月の使用電力量が 改善前 495kWh
改善後 248kWh

と約50%の削減率となりました。

まとめ

* 自然光により照度が保たれるような時には、消灯するようにしましょう。
* 点灯回路をブロック化し、必要な箇所にのみ点灯できるようにしましょう。

省エネ改善事例02証明設備2
[ 具体的事例 ]

従業員約500人の自動車部品工場において、ロッカールームでの照明の消し忘れが多いことから自動点滅装置を導入した。

* 男子ロッカールーム

出入口に光源スイッチとタイマースイッチを取付け、出入りがあって約3分間は自動で照明が点灯するようにした。

* 女子ロッカールーム

入口に音声スイッチを取付け、感知後約3分間は点灯するようにし、室内に話し声がある限り音声認識により点灯し続けるようにした。

[ 改善の効果 ]
1ヶ月あたりの使用電気量
  男子ロッカールーム 女子ロッカールーム
改善前 285 126
改善後 35 18
削減率 88% 86%
まとめ

* 設備導入にはコストは少なからずあるが、ロッカールームの電気量を大幅に削減できるので数ヶ月でコストは解消できる。
* 今回の件は自動でオンオフができるので、人為的なミス(消し忘れ)も防止できる。

省エネ改善事例03空気調和設備
[ 具体的事例 ]

従来は、機械室の空調機に取り付けられているサーモスタットで事務所の温度を調整していた。サーモスタットは機械式であり設定温度が難しく、事務所では23~28度の温度幅があった。 そこで、事務所にディジタル温度コントローラを取付け、温度幅を27~28度と適切な温度管理を行なった。

[ 温度特性 ]
グラフ
[ 改善の効果 ]

新型のディジタルコントローラに変えた所、従来の機械式サーモスタットよりも使用電力量が、改善前34,800kWhから25,800kWhとなり。約26%の削減率となった。

まとめ

* 新型のディジタル式温度コントローラは、「入」「切」のオンオフ連動タイプで、細かい温度管理設定のため、従来のサーモスタットタイプよりも無駄な温度調節ラグはなく、適切に行なえるため約26%の削減率を達成できた。

省エネ改善事例04受変電設備
[ 具体的事例 ]

契約電力413kWの金属製品製造業(メッキ工場)において変圧器の稼動状況を確認した所、休日/夜間帯に遮断可能となる箇所に遮断器を新設し、休日/夜間帯において変圧器の停止運転を行なった。

コンデンサ等の図
[ 改善の効果 ]

無負荷変圧器の遮断による節減電力量は半年で

休日分 5,412kWh
夜間分 9,512kWh
合計 14,923kWh

であり、これは年間使用電力量の1.3%に相当する。

まとめ

* 休日/夜間に無負荷となる回路を常時運転している回路から独立させる。
* 新・増設時に実施するのが効果的。
* 非常用電源・ポンプなどの保安用電力は、予め配線設備上の系統整理が必要である。

省エネ改善事例05蓄熱システム導入1
[ 具体的事例 ]

老人保険福祉施設において「老人ホーム」と「保育園」の複合設備となっており、用途時間に差があるため、施設内の空調は、ボイラー等の火気の使用を最小限に抑えるため、安全性の高い蓄熱式ヒートポンプにした。

給湯の図
[ 改善の効果 ]

ガスボイラー方式に比べ設備費は割高となるが、業務用蓄熱調整契約の適用により、光熱費が低減し、ランニングコストが低く抑えられた。(約256万円/年)
特別な有資格者が不要で、24時間自動運転が可能である。
全自動集中管理システムにより設定温度が常に保たれ、お年寄りの健康維持にも貢献している。

改善費用 改善効果 回収年数
2,312万円 911万円/年 2.5年
[ 改善の概要 ]

業務用蓄熱調整契約適用負荷:248kW

(給湯) (空調)
  • 給湯専用空冷HPチラー:20kW
  • 冷房廃熱回収型HPチラー:19kW
  • 加温ポンプ他:17kW
  • 貯湯槽:16m3
  • 浴槽容積合計:20.7m3
  • 冷暖房用空冷HPチラー:82kW×2台
  • 冷温水ポンプ:28kW
  • 蓄熱槽:250m3
  • 空調面積:3,378m2
まとめ

* 初期投資が掛かるが、2.5年以上使用する展望があれば、投資回収できるので、理想的なシステム導入である。

省エネ改善事例06蓄熱システム導入2
[ 具体的事例 ]

スーパーマーケットにおいて、冷凍・冷蔵ショーケースと作業室(バックヤード)を対象に氷蓄熱システムを採用した。

システム
[ 改善の効果 ]

100万円/年 業務用蓄熱調整契約の適用による電気料金の低減

[ 改善の概要 ]

業務用蓄熱調整契約適用負荷:62.2kW

(冷凍機)
  • 冷蔵用:62.5HP×1台
  • 冷凍用:37.5HP×1台(蓄熱対象外)
  • 空調用:5HP×1台(蓄熱対象外)
  • 氷蓄熱槽:6.3m3
まとめ

* 夜間に冷蔵用のショーケースの負荷が下がることによる冷凍機の余剰能力を利用して氷を作り、昼間にショーケースの冷却とバックヤードの空調に利用している。

省エネ改善事例07空気調和設備2
[ 具体的事例 ]

契約電力1,950kWの製造業において製品試験室の状況を調査したところ、20±2℃の低温空調が必要なのは一部であるのにも係らず、部屋全体をこの温度で空調していた。
このため、下図のように部屋を間仕切り、低温が必要な試験設備をその内部に集め、この部分を試験条件の20±2℃とし、他の部分は29℃の温度設定とした。

間取り図
[ 改善の効果 ]

従来は各空調機は、4ヶ月使用していたが、改善によりNo.1は停止、No.2は2ヶ月使用、No.3のみ4カ月使用で十分となった。 1ヶ月間の使用電気量が、

改善前 1,113kWh
改善後 563kWh

となり、49.4%の削減効果(率)があった。

まとめ

* 設備を集中してパーテーションで区切りをし、ポイントで空調を導入すれば、温度管理、電気使用量も効果的である。

省エネ改善事例08蓄熱システム導入3
[ 具体的事例 ]

この電子部品工場では、交換機、電装装置、移動体通信システム等の部品および装置の実験、製造、在庫管理などを行なっており、水蓄熱式空調システムを採用している。
また、地球環境保全、省エネルギーをテーマに諸活動を展開していることからISO14001を取得し、空調用熱源機のリプレースにあたっても、このテーマに沿った水蓄熱式空調システムを採用した。

[ 改善の効果 ]

* 産業用蓄熱調整契約の適用により電気料金が低減した。(約553万円/年)
* 夜間への負荷移行により契約電力が低減した。(約720万円/年)
* ピーク時間調整契約の適用により電気料金が低減した。(約330万円/年)

まとめ

* 設備を集中してパーテーションで区切りをし、ポイントで空調を導入すれば、温度管理、電気使用量も効果的である。

省エネ改善事例09蓄熱システム導入4
[ 具体的事例 ]

この水産工場では、水道水を使用して解凍槽で冷凍ししゃものブロックの解凍を行い、その後数匹毎パックに詰めて再度冷凍し商品化している。
このシステムでは、冬季は水温が低く解凍に時間を要することから、夜間に電気温水器で85度の温水を貯湯し、解凍作業時間帯に20~22度の混合水として解凍槽に自動供給するシステムを導入した。

[ 改善の効果 ]

* 産業用蓄熱調整契約の適用により電気料金が低減した。
    水道料金   約-213万円/年
    電気料金  約+70万円/年

* 加温により作業時間が短縮した。

改善費用 改善効果 回収年数
130万円 143万円/年 0.9年
まとめ

* 自動供給システムを採用したことで大幅な水道料金のコストダウンが実現したが、電気料金はアップしてしまった。しかし、全体からのコストを見れば、コストダウンが実現した。

省エネ改善事例10電動力応用設1
[ 具体的事例 ]

契約電力1,550kWの工場に設置しているコンプレッサ(75kW×2台)について、アンローダによる運転方式であるため、無負荷時においても運転されていることから、圧力スイッチによる自動運転方式に変更した。

[ 改善の効果 ]

* 無負荷運転時間は、1日あたり7.5時間(15時間稼動)の短縮が可能となった。 低減電力量 5,600kWh/月

まとめ

* 圧力スイッチによる自動運転方式に変換するだけで、これだけの電力量低減ができる。

省エネ改善事例11電動力応用設2
[ 具体的事例 ]

プラスチック製品製造工場において、コンプレッサ(総設備容量:840kW)機器、配管、ホース等の劣化・損傷による空気漏箇所の調査を行い、修理。
使用電力量の削減に取り組んだ。

[ 改善の効果 ]

漏れ箇所の修理を行なった結果、年間252,000kWhの電力量の削減となった。

まとめ

* 小さいことを潰せば(この場合、漏れ箇所を1つ1つ埋めていけば)、 大きな節減に繋げる事ができる!

省エネ改善事例12証明設備3
[ 具体的事例 ]

汎用機鋳物工場(契約電力:7,100kW)において、天井灯の点灯回路を下図のように3ブロック(1ブロックあたり15~27灯)で63灯受け持っていたが、スイッチを21個として、1個のスイッチで3灯受持方式に改めた。 あわせて、省エネ形蛍光ランプおよび高圧ナトリウムランプの導入による工場照明の効率化を実施することにした。

[ 改善の効果 ]

漏れ箇所の修理を行なった結果、年間252,000kWhの電力量の削減となった。

  改善前(kWh/月) 改善後(kWh/月) 低減量(kWh/月) 節減効果(率)
点滅回路のブロック化 6,310 3,650 2,660 42%
光源の高効率化 10,920 9,150 1,770 16%
合計 17,230 12,800 4,430 26%
まとめ

* 分散化/ブロック化して必要な点灯回路だけ点灯できるように設定すれば、マンパワーだが節減に自然と繋がることができます。