生活の豆知識

エアコン
エアコン

エアコンの電力消費は家電の中でもトップクラスです。
家庭の電気製品で使用量が多いのは、エアコン・冷蔵庫・照明・テレビの4つ。その中でもエアコンは、家庭での電力消費の約1/4を占めると言われています。
特に夏場、どのご家庭でもエアコンの使用による電気料金のは、心配の種の一つではないでしょうか。そんなエアコンの電気代を少しでも安くする方法をご紹介します。

設定を見直す

まず設定で見直したいのは温度です。エアコンの設定温度を1度変えただけで、約10%の節電になります。夏のエアコンの冷房設定温度は28度が理想と言われています。
エアコンでの冷やしすぎは電気代がかかるだけではなく、体にも良くありません。外気との温度差が7度以上になると、人は不快と感じ、冷えやめまい、頭痛などの冷房病の症状になりやすくなります。

次に風向、風量です。冷房の場合、風の吹き出し口は上向き(水平)です。冷たい空気は下に溜まりやすいためです。
またエアコンの設置場所などにより、どうしても冷気が偏ってしまいますので、扇風機を併用すると良いでしょう。(扇風機の消費電力はごく少ないので、1日6時間一ヶ月間使用したとしても、電気代は100~150円程度です)

ブラインド

環境を見直す

当たり前の事ですが、エアコンの吹き出し口のそばやすぐ下を、家具などで塞がないようにしましょう。冷気が遮断されてしまい、十分な冷房の効果がなくなってしまいます。そして窓からの熱気を防ぐため、カーテンやブラインドで日差しをさえぎりましょう。
ガラス一枚の窓ならば、レースのカーテン一枚だけでもずいぶんと差が出ます。よしずを利用したり、外に打ち水をしたりするのも効果的です。
また外から帰ってきて、すぐにエアコンのスイッチを入れるのは×。まず換気をして、部屋の中の熱気を外に出してからエアコンをかけた方が、すばやく部屋を冷やすことができます。

次に室外機です。室外機は熱交換をする重要な部分。その室外機が直射日光にさらされていては、十分な熱交換ができず、余計な電気代がかかってしまいます。 直射日光が当たる環境に室外機が置かれている場合は、室外機の上に日よけを作ったり、板をのせるなどの工夫が必要です。ですが、室外機はカバーなどで覆ってはいけません。 放熱が十分できなくなってしまうので、室外機はカバーで覆ったり、周囲に障害物を置いたりしないようにしましょう。

内部をきれいにする

フィルターの掃除はまめにしましょう。
少なくても2週間に一度は掃除をするように心がけます。フィルターのほこりを効率よく取るには、使い古した歯ブラシを使うのがおすすめ。歯ブラシでフィルターをこすりながら掃除機をかけると、フィルターの目に詰まったほこりまできれいに取ることができます。これだけのことで約5%の節電になります。

フィルターの掃除も重要ですが、エアコンの内部の掃除もしてみましょう。
数年使用したエアコンの内部は、部屋の中の空気を吸い込み、ほこり、ダニ、カビの温床になっています。そのまま使えばそれらの有害物質は空気中に吹き出し、アレルギーなどの原因になるだけではなく、エアコン自身のモーターも傷めてしまう事になります。
エアコン内部のクリーニングをすることで、モーターに無理な負担がかからなくなり、冷房能力はUP。結果節電になります。

省エネマーク

エアコンが何年製か確認しましょう

古いエアコンを使っているご家庭は、特にご注意ください。
最近の省エネ機能のエアコンは、10年前の同等程度の機種と比べ、消費電力は約半分になっているというデータがあります。
メーカーや機種によってもかなり差があると思いますが、年間の電気代に換算すると、2万5千~3万円も差が出るそうです。3~4年も使えばコストは逆転してしまいますよね。

なかなかできそうでできない、ということもありますが、設定や環境を見直すことはすぐにでも始められることばかりです。
暑い夏を涼しく過ごすには欠かせないエアコンですが、使いすぎは節約にも体にも良くないです。 上手に節電しながら、快適な夏を過ごしてください。